わたしたちは、高知の木を使って高知で家具作りをしている会社です。
木を使った家具が、山と社会や誰かと誰かをつなげていくことができればと願っています。
県産材の使用は、森林や林業を守るだけでなく、土砂災害の防止や生物多様性、また深刻な地球温暖化への対策としてとても重要です。
イータスインザルームのはじまりともいえる「e+table」が誕生したのは、子どもたちがまだ小さかった30年近く前のこと。
まだ小さかった子どもたちの顔を平等にみることができ、料理がみんなの手に届きやすく、
会話もしやすくてお互いの膝もごつんと当たらない、そんな円いテーブルがほしいと思ったのがきっかけです。
しかし、ほうぼう探してみてもちょうど良いテーブルはみつからず、それならば作るしかないということで、
設計事務所を営む夫や大工の義父とともに試行錯誤を重ね、このテーブルの原型をつくりあげていきました。
私たち自身が暮らしの中で思い感じたことを起点に、家具や小物を提案する−。
イータスインザルームの家具づくりの考え方は、このテーブルが誕生したその日から変わっていません。
職人さんと時間をかけて話し合い、皆さんに喜んで頂けるようなものを 1つ1つ丁寧に作り続けていきます。